ノロウイルスは、病原体検査に必要な組織培養法は確立されておらず、検出方法として電子顕微鏡法、ELISAによる免疫学的抗原検出法、さらに核酸増幅技術を利用し、ウイルス遺伝子を直接検出する分子生物学的検出法が開発され、厚生労働省医薬食品局食品安全部監視安全課の通知(食安監発第1105001号)に基づくRT-PCR法が公定法として最も普及している。しかし、操作性や迅速性の点でより簡便で正確な検査技術の開発が望まれている。